男子向けの習い事

男子に根強い人気があります。

少年野球

将来プロのベースボール選手になりたいと夢見る少年の数は30年前に比べると減少しているかもしれませんが、だからといって少数ではありません。野球人気が全盛期の頃は一家に1人はそんな少年もいましたが、サッカー人気に押されているとはいえ今でも町内に何人もの野球少年の姿は見受けられます。プロを目指すとまではいかなくとも楽しんで野球をする子供も多いですし、少年野球のチームは今でもあちこちの地方で健在です。チームプレイですので友達も作りやすいですし、集団行動を基本とするので社会のルールも学ぶことができるスポーツです。小学生までは軟式のボールで、それ以上になると硬式ボールを使いますが怪我の心配はさほどする必要がなく、逆にちょっとくらいの擦り傷はへっちゃらな肉体月謝は3千円ほどとそう高くはありませんが、最初にユニフォームやグローブを揃えるので3~5万円の初期費用がかかります。

サッカー

男の子のスポーツといえば野球でしょ、という考えは過去の物で、最近ではサッカーを練習する男子も世界中で急増中のようです。やはりプロチームのJリーグが発足したことがサッカー選手に憧れる少年を日本国内で量産したのではないでしょうか。また少し古い話になりますが、この球技を題材にしたマンガがサッカー人口を増やしたという事実も下地にありそうです。なにはともあれそれまで野球一色だった少年スポーツも今ではサッカーの存在感が大きくなり、サッカー教室へ通う子供も珍しくはありません。プロのサッカークラブが運営しているスクールもありますし、月謝にもやや幅があるようで3千円~1万円が目安のようです。個人で用意する用具はユニフォームをスパイクなどがありますが野球ほどの費用はかからないので、親の負担はそれほどでもありません。ボールを欲しがればそれも追加になりますがそう高くはないでしょう。

武道

身体だけでなく精神も鍛えてくれる武道は子供からやりたがることはなくても、親が熱心に通わせるパターンの方が多いかもしれません。「勉強なんかさせたって将来なんの役にも立たない、習い事をさせるなら武術だ」と小学校に入学すると同時に空手や合気道を学ばせるのですが、上下関係にも厳しい世界ですしそこで得たことは必ず将来役立つでしょう。生徒のほとんどは年齢に関係なく男性が多数を占めますが、中には護身術を習得させようと女の子を通わせる親もいますので、女性だから門前払いというわけではないので男の子っぽい女の子でも問題なくこの世界の門をくぐれます。月謝は5000円~1万円ですがユニフォームの道着はちょっと高く最初に一万円ほどの出費を伴うことになりそうです。方程式や物理法則は身に付きませんが集中力は確実に養われるので、学問にもきっとプラスの効果が発揮される武術は案外お勧めなのです。